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WiMAXルーターWX03の実力をW03と比較しよう!

WiMAXルーターWX03の実力をW03と比較しよう!

WiMAX(ワイマックス)の最新ルーターであるSpeed Wi-Fi NEXT WX03(以下、WX03)が発売されました。東名阪の一部のエリアから順次という条件付きですが、下り最大速度は440Mbpsとなっており、すでにモバイルWiFiルーターを所有するユーザーにとって、また、これから購入を考えている方にとっても気になる存在です。

そこで、この記事ではモバイルWi-Fiルーターの購入を考えている方のために、WX03のスペックを検証しSpeed Wi-Fi NEXT W03(以下、W03)との比較検証を行いました。

W03のユーザーの視点から、WX03のメリット・デメリット、またどのようなタイプの方におすすめできるかを検証していきます。

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後継機種であるWX04が発売されました。(2017/11/17追記)

WX03はどのようなタイプの方におすすめなのか?

下り最大440Mbpsのエリアにお住いの方

WX03の最大の売りは下り最大440Mbpsの速度ですが、リリース時点の対応エリアは、東名阪を中心とした一部の地域に限られています。対応エリアの外では下り最大220Mbps、あるいは110Mbpsとなってしまうため、WX03の醍醐味を味わうことができません。

対応エリアは順次拡大していくと思われますが、時間はそれなりに必要でしょう。もし、WiMAX2+と同じペースで拡大したとしても1年程度はかかるかもしれませんね。

逆を言えば、対応エリアにお住いの方には、先行して利用できるメリットがあります。

440Mbps対応サービスエリアを確認する

ハイスピードプラスエリアを必要としない方

WX03はLTEに対応していません。つまり、ハイスピードプラスエリアモードに切り替えできません。「できない」と聞くと、マイナスなイメージを持ってしまいますよね。

ハイスピードプラスエリアとは?

WiMAX2+のエリア外で、au 4G LTEを使うことができる通信モードです。ルーターから任意のタイミングで切り替えできますが、月額1,005円(税抜)の有料オプションであり、月間データ量の上限は7GBまでとなります。

しかし、上記でご説明した理由から、LTEが利用できるW03のユーザーであっても、実際に使用するのはWiMAX2+ばかりという方も多いのです。

有料オプションを追加してまでLTEを利用したいとは思わない、いざとなればスマホのテザリングもある、という方には、WX03のほうがフィットするでしょう。

BluetoothⓇに対応した機器をお持ちの方

Bluetooth®接続はWiFi接続に比べて消費電力が少なく、連続通信時間や待ち受け時間が大幅に向上します。Bluetooth®に対応する子機、たとえばVAIOやXperiaをお持ちの方は、WX03をより有効に使えます。

WX03のおすすめポイントとは?

WiMAX2+単独で下り最大440Mbps!

4×4MIMOとキャリアアグリゲーション(以下、CA)で下り最大440Mbpsとなりました。WiMAX2+とLTEをCAで束ねるW03は、下り最大370Mbpsでしたので、50Mbps以上も高速化されたことになります。

W03を下り最大370Mbpsで運用するにはLTEが必要であり、オプションでハイスピードプラスエリアを契約をする必要がありますが、WX03はWiMAX2+単独で下り最大440Mbpsが可能であるため、基本契約だけで済みます。

従来の3倍速!上り最大30Mbps

下り最大440Mbpsの陰に隠れてしまいがちですが、じつはWX03では上り最大速度も従来の10Mbpsから30Mbpsへ向上しています。W03はLTE接続時こそ上り最大25Mbpsで通信できますが、WiMAX2+接続時は10Mbpsでした。

下りに比べて上りの重要性は低いものの、DropboxやiCloudといったオンラインストレージを使う際にぐっと便利になったです。

BluetoothⓇで最大990分の連続通信が可能

BluetoothⓇ接続とエコモード(下り最大110Mbps)の組み合わせで、連続通信時間は最大15.2時間になります。1日7.5時間使用したとしても、2日間保つことになりますね。

キャリアを問わずモバイルWiFiルーターで、BluetoothⓇ接続できる機種は少ないため、希少価値の高いところもポイントです。

拡張アンテナ付きクレードル

別売りですが、WX03のクレードルには拡張アンテナが付くようになりました。家庭用の無線LANルーターに付属している指向性アンテナと似たようなものであり、拡張アンテナと垂直方向への電波が強化されます。

モバイルWiFiルーターだけでなく、家庭用のアクセスポイントとして、WX03を利用したい場合は入手しておくことをおすすめします。

WX03の基本スペックを他の機種と比較

2016年12月2日に発売されてから一定の期間が過ぎインターネット上にはWX03に関するたくさんの記事が投稿されています。しかし、なかには公式発表のスペックを追従するだけのニュース記事も多く、旧モデルや対抗機種との具体的な比較はほとんどありません。

ここでは、もっと深く知りたい方のために、Speed WiFi NEXT WX02(以下、WX02)との比較、およびW03との比較を行いました。

WX03のスペック – 主要な機能の抜粋

まずは、WX03の基本スペックをおさらいしておきましょう。

スペック
イメージ Speed wifi next wx03
約W99×H62×D13.2mm
商品名 Speed WiFi NEXT WX03
メーカー NECプラットフォームズ株式会社
質量 約110g
通信速度 下り最大440Mbps/上り最大30Mbps
ネットワーク WiMAX2+
バッテリー 2,890mAh
連続通信時間 約990分(Bluetooth®・エコモード時)
連続待受時間 約1,100時間(休止状態)・約45時間(ウェイティング)
おすすめ度 星5個

 

WX03とWX02の比較 – 旧モデルとの違いは?

次に、旧モデルとの比較を行いましょう。

WX03 WX02
イメージ Speed wifi next wx03 Speed WiFi NEXT WX02
サイズ 約W99×H62×D13.2mm 約W110×H66×D9.3mm
下り通信速度 最大440Mbps 最大220Mbps
上り通信速度 最大30Mbps 最大10Mbps
質量 約110g 約95g
タッチパネル
WiMAX
連続通信時間*1 約990分 約630分
待受時間
(休止状態)
約1,100時間 約760時間
待受時間
(ウェイティング)
約45時間 約35時間
バッテリー容量 2,890mAh 2,500mAh

(*1) Bluetooth®&エコモード時

厚さと重さ以外はすべてWX03が上回る

ほとんどの項目で、WX03が旧モデルを上回っていることがわかります。バッテリー容量が増加したためWX02と比べ、厚さが4mm、重さが15g増加していますが、実機を触ってみたところ差はほとんど分からないいうレベルでした。

自動でWiMAXに切り替わらなくなった

WX03はWiMAX2+のみ対応となったため、一見するとスペックが落ちたように見えます。しかし、現在、WiMAX2+のエリアは十分に拡大しており、WiMAXに対応する価値はほとんどありません。通信速度も下り最大13.3Mbpsまで絞られています。

また、WX02がWiMAXに対応していたとはいっても、ネットワークの切り替えは自動切換えのみであり、任意のタイミングで切替できませんでした。慣れてくるとネットワークは固定したくなるものであり、自動切換えは不評だったのです。

ネットワークの無駄な切り替えがなくなった分だけWX03の使い勝手は向上している、といえるでしょう。

WX03とW03と比較 – ライバル機種との違いは?

最後に、ライバル機種との比較を行いましょう。

WX03 W03
イメージ Speed wifi next wx03 speed wifi next w03
サイズ 約W99×H62×D13.2mm 約W120×H62×D11.4mm
メーカー NECプラットフォームズ株式会社 HUAWEI
下り通信速度 最大440Mbps 最大370Mbps
上り通信速度 最大30Mbps 最大25Mbps
質量 約110g 約127g
通信方式 4×4MIMO + CA CA
タッチパネル
WiMAX2+
LTE
WiMAX
連続通信時間*1
(WiFi)
約740分 約730分
連続通信時間(BlueTooth)*2 約990分
待受時間
(休止状態)
約1,100時間 約1,040時間
待受時間
(ウェイティング)
約45時間 約45時間
バッテリー容量 2890mAh 3000mAh
おすすめ度 星5個 星5個

(*1) Bluetooth®&エコモード時(WX03), バッテリーセーブ時(W03)
(*2) Bluetooth®&エコモード時(WX03)

連続通信時間や待ち受け時間の差は縮まった

上記の比較表から分かるように、通信時間や待ち受け時間など、多くの項目でWX03とW03のスペック差は僅かになりました。特にWX03がタッチパネルを搭載したことはインパクトが大きく、初心者の方にもやさしいインターフェースとなったといえるでしょう。

LTE対応やBluetooth®接続など、主要機能の差は大きい

WX02の頃と比べて、細かいスペック差を気にしなくてよくなったため、LTEが使えることを重視する、あるいはBluetoothⓇ接続を重視する、というように主要な機能に集中してルーターを選ぶことができるようになりました。

W03について知りたい方は次の記事も参考にしてみてください。

WX03を最安値で購入するためには?

クレードルセットで最安値を探そう

クレードルを購入しないというの一つのも選択肢ですが、拡張アンテナがあるWX03に限って言えば、あらかじめルーター本体とクレードルを合わせて購入してしまったほうがお得になります。

キャッシュバックキャンペーンを利用することで、WX03を最安値で購入できます。なお、現時点で最安値と思われるのは、GMOとくとくBBです。

GMOとくとくBBでWiMAXをお得に契約する完全ガイド

まとめ

ここまでWX03のスペックの検証・W03およびWX02との比較を行ってきました。

WiMAX2+がスタートした当時、「4×4MIMOとCAの組み合わせで将来的に下り最大1Gbpsを目指していく」と発表されていました。そういった意味では、双方の通信方式を採用したWX03はひとつの完成形ともいえるでしょう。

次は、CAのみで下り440Mbpsですが、これはW04に期待ですね。まずは、WX03の440Mbps対応エリアが広がることを首を長くして待ちましょう。

WiMAXルーターW04が発売されました!また、WX03の発売と同時に、東名阪の一部のエリアからスタートした下り440Mbpsのサービスが、全国展開されることが決まりました。

W04のおすすめ記事

W04については、WX03との比較を行った次の記事もおすすめです。
WiMAX最新機種W04をWX03よりもおすすめできる理由とは?

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